ACS メールマガジン

 
動物循環器病学会

動物循環器病学会メールマガジンNo.2(2017.9.27発行)

動物循環器病学会 会員のみなさま
 
こんにちは。動物循環器病学会です。
あっという間に9月も下旬となり、学会事務局では9/30の学術集会に向けて準備を進めているところです。出席される先生におきましては、当日お会いできるのを心より楽しみにしております。
 
さて、先月から始まりましたメールマガジンですが、いかがだったでしょうか。動物循環器病学会では、これからも心臓病・腎臓病・呼吸器病に関するジャーナルから、みなさまに興味を持っていただけるような論文を選んでメールマガジンに載せていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
 
【目次】

  1. NEW! Journal Clubから論文の紹介
  2. Journal of Veterinary Cardiologyのアブストラクト訳
  3. 学会よりお知らせ

(1、2の内容は以下のURLからご確認ください。原文タイトルをクリックすると英文アブストラクトがお読みいただけます。)

メールマガジンNo2_170927
 
Journal Clubから論文の紹介
新しい企画です!
Journal Clubとは、JASMINE どうぶつ循環器病センターにて定期的に行われている勉強会で、担当獣医師が論文を選び解説しています。本メルマガより、その内容を動物循環器病学会でもご紹介させていただけることになりました。
 
(J1) リドカイン投与により心房解離が変換した犬の1例 担当獣医師より:「本文献は、人においても犬においても比較的報告が少ない心房解離が題材となっています。初見で心房細動と誤診しリドカインを投与した所、不整脈が完全に消失したという報告です。パッと見では誤診してしまうかもしれない心房解離という診断の再確認になるかと思います。心房解離は本来治療が不要である不整脈であり、また心房由来の不整脈に対してリドカインが本当に奏功するのか疑わしいですが、本症例においては投与のタイミングで不整脈が完全に消失したという点も注目ポイントでした。」
 
(J2) 動脈管開存症を呈した犬に対しACDOを使用した際のデバイスサイズと体重の関係 担当獣医師より「当センターにおいてもACDOを用いた動脈管閉鎖術を実施する件数が少しずつ増えてきている。その中で体のサイズによって使用できるデバイスサイズの制限はあるものの、必ずしも体のサイズが小さければデバイスサイズも小さいというわけではない経験をした。ちょうどそのタイミングでこの文献に出会い、今回紹介する運びとなった。」
 
Journal of Veterinary Cardiologyのアブストラクト訳
2017年8月に発行されたVolume 19, Issue 4より5報をご紹介いたします。
 
(1)スピロノラクトンによって治療した犬の代償性粘液腫様僧帽弁疾患—パイロット試験 メルマガNo1(3)に記載のあったアルドステロンブレイクスルーにも関連すると思いますが、スピロノラクトンに再び注目されています。
 
(2)健康な犬に対しスペックルトラッキング法で評価した右室長軸方向ストレインイメージングの再現性と特徴 北海道大学獣医内科学教室の心エコーグループの論文です。今後スペックルトラッキング法も画像診断の主流となっていくのでしょうか。
 
(3) 健康なグレート・デーンおよび拡張型心筋症のグレート・デーンにおけるスペックルトラッキング法を用いた左室機能評価 こちらもスペックルトラッキング法についての論文です。2008〜2012年に来院したグレート・デーンのデータに関する後ろ向き研究になります。
 
(4) 猫の血漿におけるクロピドグレル活性代謝物、クロピドグレル、クロピドグレルカルボン酸、2-オキソ-クロピドグレルの定量法の検証 抗血栓薬であるクロピドグレルに関連した化合物の定量についての論文です。
 
(5) L-アルギニン投与中の健康な犬における血漿L-シトルリン濃度 肺高血圧症に効果があるNOはアルギニンから産生され、シトルリンはアルギニンの前駆物質となるアミノ酸です。その濃度変化についての論文です。
 
メールマガジンNo2_170927
 
学会よりお知らせ
★第2回動物循環器病学会学術集会のハンドアウト配信について
9/30に開催される学術集会に参加される方宛に、当日使用するハンドアウトについてのメールを差し上げましたが、届きましたでしょうか?当日は印刷したハンドアウトは配布いたしませんのでご注意ください。お手数をお掛けいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
メールが届かなかった等、不明な点がございましたら学会事務局までご連絡ください。
 
★投稿原稿の募集!
動物循環器病学会では、12月に学会誌『Journal of Veterinary Cardiovascular Medicine』の発行を予定しており、現在投稿原稿を募集しています。
日々の診療の中で集まる貴重な情報を、みなさまでシェアさせていただけたら大変嬉しく思います。我こそは、と思われる先生、ぜひ事務局までご連絡ください。お待ちしております!
投稿規定については以下をご参照下さい。
http://www.jvcvm.org/JVCVM/Instruction_for_Author_Japanese.html
 
動物循環器病学会は、動物の命を救おうと懸命にチャレンジする先生方のお力に少しでもなれるよう、これからも情報を発信していきたいと思っております。
秋らしくカラッと過ごしやすい日々も増えてきました。季節の変わり目ですので、みなさまどうぞご自愛くださいませ。
 
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