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動物循環器病学会

動物循環器病学会メールマガジンNo.2(2017.10.27発行)

動物循環器病学会 会員のみなさま
 
こんにちは。動物循環器病学会です。
先月行われた学術会議では多くの先生方に参加していただき、誠にありがとうございました。少しでも日々の診療に役立つようなことがあれば、大変嬉しく思います。

 
また、次回は来年の3月18日となります。

なんと!

海外からゲストとしてDr. KeeneとDr. Gordonのお二人に来ていただけるということが決まりました!!


詳しくは「学会よりお知らせ」をご覧ください。たくさんの意見交換の場となるよう準備をしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 
さて、毎月一度お届けしているメールマガジンですが、10月発行のNo.3をお届けします。
 
【目次】

  1. Journal Clubから論文の紹介
  2. Journal of Veterinary Cardiologyのアブストラクト訳
  3. 学会よりお知らせ 

(1、2の内容は以下のリンクからご確認ください。パスワードはメールで別途お送りしております。)
 
LinkIconJournal Club & JVC
 

  1. Journal Clubから論文の紹介

Journal Clubとは、JASMINE どうぶつ循環器病センターにて定期的に行われている勉強会で、担当獣医師が論文を選び解説をしています。その内容を動物循環器病学会のメールマガジンでも紹介させていただいております。
 
(J1) 肺高血圧症を併発した/していない粘液腫様僧帽弁疾患の犬における三尖弁輪収縮期移動距離
担当獣医師より:「日々僧帽弁閉鎖不全症の症例をみていく中で、心臓超音波検査による左心機能の評価については色々勉強してきましたが、右心機能の評価は現在動物ではなかなか困難であることが分かりました。僧帽弁修復術を受けた症例の右心機能の変化も今後評価できたらと興味深く思い、今回の論文を選ぶことにしました。」

 
(J2) 猫において肥大型心筋症が右心室に及ぼす影響
担当獣医師より「猫の心筋症において、右心室の肥大は心筋症がより進行した病態であることが示唆された研究である。右心室の肥大と心不全との関連も認められ、右心室の肥大が予後不良因子となる可能性が示されたことは大変興味深い。」

 

  1. Journal of Veterinary Cardiologyのアブストラクト訳

2017年4月に発行されたVolume 19, Issue 2より4報をご紹介いたします。
 
(1)健常犬および粘液腫様僧帽弁疾患の犬における脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメントの生物学的変動
NT-proBNPを診療の中でどのように使っていけばいいのか、という疑問に答えてくれる論文です。ポイントは、『個々での変化を追っていく』ことのようです。

 
(2)失神および痙攣を呈する犬における血清心筋トロポニンⅠ
こちらもバイオマーカーに関する論文です。心疾患を原因とする失神と他の疾患を区別するために、心筋トロポニンIが有用かどうかを調べたものです。

 
(3) 心エコー検査による猫の仮性腱索の評価と左心室の局所の肥厚との関連性
猫の仮性腱索に遭遇したことはありますか?仮性腱索の付着する部位の心筋が肥厚することに関するリサーチです。仮性腱索を持つ猫を128頭も集めています。

 
(4) 自然発生した粘液腫様僧帽弁疾患の犬における左房容積と機能
左心房の機能を評価すること。これによってMMVDの犬における心代償機構の働きについて確認できるかを調べた論文です。

 
学会よりお知らせ
★第3回動物循環器病学会学術会議について
来年2018年3月18日に第3回動物循環器病学会学術会議が開催されます。
海外からのゲストとして、ACVIM Consensus statementのパネリストである Dr. KeeneとDr. Gordonのお二人に来ていただけることとなりました!

Dr Keene 『仮題 ACVIM Concensus statement』
Dr Gordon 『仮題 EPIC Study 本当のところ』


日本にいながらにして、このお二人同時にお逢いできるのはなかなかない事ではないでしょうか。循環器に関する最新の知見をお伺いできる滅多にない機会かと思いますので、皆様の参加をお待ちしております!
せっかくですので、事前質問も受け付けようかと企画しております。また詳細が決まり次第ご連絡いたします。
 
★学会誌Vol 1, Issue 1が正式にリリースしました!
動物循環器病学会が立ち上がってから初めて発行する学会誌ですが、先日ついに正式リリースとなりました。オープンアクセスであり、様々な方に読んでいただけたらいいなと思っています。ぜひご覧ください!
http://www.jvcvm.org/JVCVM/Vol_1-1.html
 
★投稿原稿の募集!
動物循環器病学会では、学会誌『Journal of Veterinary Cardiovascular Medicine』の投稿原稿を募集しています。日々の診療の中で集まる貴重な情報を、みなさまでシェアさせていただけたら大変嬉しく思います。我こそは、と思われる先生、ぜひ事務局までご連絡ください。お待ちしております!
投稿規定については以下をご参照下さい。
http://www.jvcvm.org/JVCVM/Instruction_for_Author_Japanese.html
 
動物循環器病学会は、動物の命を救おうと懸命にチャレンジする先生方のお力に少しでもなれるよう、これからも情報を発信していきたいと思っております。
あっという間に日が短くなり、冬が近づいていることを感じています。昼と夜の気温差が激しい季節ですので、みなさまどうぞご自愛くださいませ。
 
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一般社団法人動物循環器病学会
http://www.jvcvm.org/index.html
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TEL045-532-8451 FAX045-532-8456
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submit@jvcvm.org(学会誌問い合わせ先)
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